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2022年度のテーマ

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大会テーマ

SDGs達成に向けたエネルギーのイノベーションとは?

2050年をターゲットとし、SDGsの目標やエネルギー・環境問題について、正確なデータや社会の実情に基づいた事実を探求し、様々な社会の課題と、エネルギーがどのように構造的に関係しているのか、描く未来のかたちに必要なエネルギーはどのようなものかを考えてもらいます。
今年度のテーマは「SDGsの達成に向けたエネルギーのイノベーションとは?」。SDGsの17目標達成に向けた社会課題を見つけ出し、その問題点を検証し、イノベーションの視点を加味しながら解決策を提示してもらいます。

審査基準

審査の基準・指標

【予選】他校の研究発表への「ふせん質問・提言」の内容が評価対象となります。

「ふせん質問・提言」を行う際の4つの視点


1 論理的に無理がないか。わかりにくいところや論理に飛躍がないか。
2 論理的に筋が通っているが、その結論に価値があるか。もっと価値があると思われる代替案の提言をしたか。
3 その提案は社会課題の解決につながっているか。代替案の提言をしたか。
4 本当に、その提案は実現可能性があるか。ある程度、納得できるファクトが提示されているか。

【本選】以下の5項目はすべて均等に評価点となります。


理解力=「正確な事実を知り・課題を把握している」

フィールドワーク、資料、専門家・実務家への聞き取りなどを通して、事実や課題を深く理解しているがゆえの新規性・独創性をもった発想が反映されている。

課題解決力=「現場に転がる見えない課題や課題解決のタネを発見できている」

課題を発見して適切に分析するとともに、その解決策について説得力をもって提示し、社会に良いインパクトを与える内容になっている。

実現可能性=「そのアイディアを実際に実現できる説得力がある」

ただの思いつきではなく、過去の成功事例や既に存在する事例などを元に、実現可能であることに説得力がある。

構想力=「広い視野に立って魅力的な未来をつくる価値観とそこに至る道筋が示されている」

どんな課題が存在し、それをどう解決でき、それを解決することでいかなる未来を実現することに価値を置くのか。全体を貫く構想に整合性と魅力がある。
例えば、30年後、50年後という長いスパンであるべき日本社会を想定し、そこにプロセスを重ね検討している、また5年毎などマイルストーンを置きながらその時にある課題やその解決のシナリオプランニングがなされている。

発信力=「難しい、面倒くさい話になるのを避け、皆が前向きに進むための魅力的な知見が表現されている」

過度に科学的・政治的になりがちな議論をそうならないよう噛み砕き、多様な立場に立つ人に伝え、古い認識や膠着した議論をアップデートする工夫がある。