Energy Pitch!とは
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電気新聞創刊100周年記念事業として2006年に創設した「エネルギー教育賞」の高校生部門の活性化を図るため、2019年度から実施している取り組みです。
2050年に日本で想定されるエネルギーや環境、人口減少などの諸問題について、その時代を担う高校生に考えてもらい、解決策について提言、発表してもらいます。
Pitchとは、スタートアップ企業などが短時間でビジネスプランを発表するもので、投資家や政府などへのアピールを行う方式から派生した、短時間で凝縮したプレゼンテーションを行うことを指します。豊かな発想力とともに、提案したプランを短い時間でいかに視聴者に納得させるかも重要なポイントです。
高校生が競うEnergy Pitch!は「研究から発表へ」という大きな流れの中に、複数の学びのステップがあることが特徴です。自分たちで組み立てた研究内容を段階的にアウトプットし、外部専門家からの知識吸収やレビューを受けることで気づきを得て修正します。それを繰り返すことにより、レベルを上げていきます。その集大成である発表会も2日間にわたって開催し、審査委員などからの指摘を踏まえた修正作業を集中的に行うなど、短期間での成長が期待できるプログラムとしています。
- (第3回高校生が競う Energy Pitch!終了後の記念撮影、静岡県立大学・大講堂、2021年11月21日)
- 一般社団法人日本電気協会について
- 1892(明治25)年発足の「日本電燈協会」に源を発し、幾度かの改変を経て、1921(大正10)年に設立。電気関係事業の進歩発達を図り、産業の振興、文化の発展に寄与することを目的とした事業活動を行っている。全国10地区に支部がある。
https://www.denki.or.jp/
- 電気新聞について
- 1907(明治40)年創刊。電気・エネルギーの専門紙として、エネルギー関連産業の動向を報道している(現在の発行母体は日本電気協会)。新聞事業とともに、出版・電子メディア事業、フォーラム・セミナー事業、文化・スポーツ事業など、様々な付帯事業も実施している。
https://www.denkishimbun.com/
- エネルギー教育支援事業について
- 2006年、電気新聞創刊100周年記念事業の柱として創設。エネルギー教育に積極的に取り組んでいる学校を毎年顕彰することで、教育現場におけるエネルギー教育の意欲を高め、次世代層のエネルギー問題に対する理解を促すことを目指している。選考委員長は故・有馬朗人氏(武蔵学園長、元文部大臣、元東大総長)が務めておられました。2022年度からはエネルギー教育賞の後継事業として、新たにエネルギー教育支援事業を開始します。
https://www.denkishimbun.com/event/enekyo_shien